途中です。鉛筆画。
何回か描いています。まだ詰めないといけないですが。。
これは半身入れて大きなサイズで描こうかなと思ってるので、何回もお顔を描いてます。
デッサンは好きなんですが、ちょっと疲れるので休み休み描いています。
今日は、クインシーとマイケルが出会ったときのお話です。
クインシーとの出会いは映画「ウィズ」(原題:The WIZ)の撮影ででした。クインシーが音楽監督、マイケルがカカシ役で出演してました。
有名な「オズの魔法使い」のお話で、ダイアナ・ロスが主人公のドロシー役でした。
その映画撮影でのお互いの印象が語られていた一部分を紹介します。
「コンプリート・ワークス」から
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「ミュージカルシーンの練習をすればするほど・・・彼には感心した。
いつでも準備万端なんだから。マイケルは、かかしのメイクをするために、毎朝午前5時にやってくる。
その時点でもう、どのシーンで何をすべきか、細かいところまで完璧に頭にはいっているんだ。
マイケルは、ダンスのステップ、台詞、出演者すべての曲の歌詞、とにかくプロダクション全体を把握していた。」
クインシーが見抜いていたのは準備の良さだけではない。
「[マイケル・ジャクソンは]60歳の知恵と、子どもの熱意を併せ持っていた。」とクインシーは述べている。
「もともとハンサムだけどシャイだから、いつもはその知性を恥ずかしそうな顔で隠している。だか、シャイな顔の向こう側にいるのは、完璧を目指す熱意と、世界最高のエンターテイナーを目指す野心とを持ったアーティストなんだ。」
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マイケルもクインシーについて、こう述べています。
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「クインシーはジャズだけでなく、映画音楽も、ロックンロールも、ファンクも、ポップスもやる。・・・あらゆる色彩を持った人だ。それこそ、僕が仕事仲間に求めることなんだ。」
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映画を撮影するなかでマイケルはクインシーを尊敬し、彼こそが自分の最初のソロアルバムを手掛けるのに必要な人物であると確信したそうです。
なんて幸せな出会いでしょうか。。
こういう出会いを直観で見抜きあったふたり。。
奇跡のようなアルバムがこの出会いから3枚も作られ、グラミー賞の受賞やナンバーワンの売り上げを誇るアルバムが出来上がっていくんですよね。
ホントに素晴らしいです。
ちなみに、この映画「ウィズ」にマイケルが出てると知って以前観たのですが、最後の方でドロシーが真実を見つけるシーンがとても良かったんです。
このシーンについて、安冨歩著「マイケル・ジャクソンの思想」で詳しく述べられています。マイケルはこの映画に出演することでこの話の影響を受けたのではないかということが書かれています。
そして、その後のマイケルを劇的に変えてしまうような出来事についても書かれています。
是非、こちらも興味を持たれましたらお読みになってくださいませ!
よりマイケルを理解することが出来るのではないかと思います。
わたしも装画と挿絵を担当させてもらっています。こちらからどうぞ↓
長文お読みくださりありがとうございます。