『BAD』について、何を書こうかと読んでいると、、
少々辛くなりました。
このころから、マイケルについてネガティブなことが報道されるようになってきたので、ちょっとしんどくなります。
あまりに『Thriler』が売れたことやグラミー賞での多くの受賞によって、、大スターになってしまったからでしょうけれど。。
物事には正負の法則があるといいますから、致し方ない現象かもしれないですが、マイケルの場合、あまりにその影響が凄まじかったんだなと改めて思いました。
そのあたりのことは、ちょっと後回しにしたいと思いますので、今日はアルバム制作についての話を抜粋したいと思います。
『BAD』は『Thriler』を超えるアルバムを作るという、とんでもないコンセプトで作られましたが、、それはとてもプレッシャーのある状態だったようです。
結局、制作は1年くらいかかったそうです。
マイケルは、だんだんとアルバム制作についての発言権を獲得していき、クインシーとの軋轢も生まれていったようです。
自然ななりゆきだと思いますよね。。
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「クインシーとは時々衝突した。」とマイケルは後に語っている。
「僕らは自分自身と闘っているようなもので、強い緊張感にさらされていたんだ。
戦う相手が自分自身だと感じながら何かを作り出すのはとても大変なことだよ。」
このプロジェクトに参加したことで同じようなプレッシャーを感じた者もいる。
「すごいストレスだったね。」と語るのはギタリストのデイヴィッド・ウイリアムズだ。
「1曲ごとに、全く同じパートを少なくとも5回は繰り返し弾かされるんだ。」
もちろんマイケルにとっては、こうした完璧主義はモータウン時代に最良の結果を得るためにと教え込まれたやり方に過ぎなかった。
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でも、そこはマイケルとクインシーですから、、
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プレッシャーと周囲の高い期待にさらされてはいたが、このアルバム制作に関わったスタッフのほとんどが、スタジオには「愛」と「仲間意識」が満ちていたと話す。
これはスタッフの創造性をかきたてる術を心得ていたマイケルとクインシーのなせる業だろう。
ブルース・スウェディンは、マイケルが「ファミリー・ナイト」と名づけた習慣のことを話してくれた。
すべてのスタッフの家族や友人が金曜日の夜スタジオに招待され、マイケルお抱えのコック、キャサリン・バラードとローラ・レイナーの手料理を食べたのだ。
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、、と、愛ある態度を忘れないマイケルです。
あの「This is it」でも垣間見れる、、スタッフに対する愛に溢れた態度。。
何度見ても、いいですよね。
ほんとにマイケルは癒しの存在です。
マスメディアのせいで、神秘的でエキセントリックな変人と思われていたけれど、実際に会った人はそのイメージのギャップに驚いたのでしょうかね。
そんなコメントがとにかく随所にみられるので、本当に心優しい人物像しか想像できません。
もっともっとたくさんの人に理解され知られたらいいのになと、、今日も思うのでした。。
当時よりはそう思ってる人がたくさんいるようなのは、救いですよね。。
天国に行ってしまった後だけれど。。
ファンの方は知ってる内容だと思いますが、、
こういうマイケルを知らない人も、もしかして読んでくれるかもしれないので書いています。
気軽になんらかのコメントくれたら嬉しいです。
では、今日はこれにて。
読んでくださりありがとうござました。
過去の作品ですが、鉛筆画です。
たぶん、「BAD」のSFのワンショットかな。。
写真がイマイチですが、あしからずです。