2019年 油絵 530mm×454mm
去年の11月、ムンク展に行って素晴らしかったので影響を受けて描いた絵です。
途中な感じで、わざと終わってます。
それがかっこいいと思ったので。。
ムンクは描いた絵が売れると同じ絵をまた描いて手元に置いていたそうです。
、、その気持ちはすごくわかるな、、と思いました。(でも、それは結構な労力がいることとは思いますが。。)
長生きされて、たくさんの絵を残されています。
そのエネルギーに圧倒されましたし、どちらかというとネガティブな絵を描いているイメージでしたが、すべてがそういう絵というわけではなく希望を感じる絵も描いてることを知ることが出来ました。
油絵というと描き込むイメージがありますが、、ムンクは、あっさりと描いてることが多くて、描き方にとらわれない感じもとても好きだと思いました。
ムンクと言えば、「叫び」ばかり言われますが、、それ以外にも素晴らしい作品がたくさんあることを知って見に行って良かったと思った展覧会でした。
後で調べると、絵の劣化さえもあえて試みたり、仕上げのニスを塗らないなど今風で斬新な考え方をしていたようですね。
そういうのが、またかっこいいというか。。
遺族の依頼でニーチェの写真から肖像画も描いていたのですが、その作品も見ることが出来て嬉しかったです。
ムンクは絵を描くことで、自分自身を癒していたと強烈に感じる画家でした。。
かなり時代を先取りしてたと思いますし、現代が抱える闇をいち早く表現していた素晴らしい画家のひとりだと思います。
と、、ムンクの話ばかりになりましたが、、この絵はそのムンクの描き方がかっこいいなあと思った結果、、非常に影響を受けて描いたのですが、自分の中ではよく描けたと思っていて、、(笑)、、お気に入りの作品として部屋に飾っています。
マイケルの表情もいい感じかなと思いますが、いかがでしょうか。。
ちょっとばかりダークな雰囲気も盛り込まれているとは思いますが、ミステリアスなマイケルの一面を表現出来てたらいいなと思います。