2021年 「What More Can I Give」油絵 F25号
マジソンスクエアガーデンでのデビュー30周年記念コンサートのすぐ後に911が起こりましたが、マイケルはこの絵のタイトルにした曲「What More Can I Give」をすぐに作ってチャリティーコンサートを行いました。
その時の写真から描きましたが、表情が難しく、かなり何度も描き直しました。
衣装の豪華な美しさにも惹きつけられたのですが、それも苦戦した要因です。
とにかく、表情が何とも言えなくて。。
何か言いたいことがたくさんあったのだろうかと、、思いました。
たぶんこの社会の裏側を知っていたのでしょうから、やりきれなさや絶望感みたいなものも常に持っていたのではないかと思ってますが、それでも希望は捨てずに、という思いだったのでしょうか。。
マイケルの深い思いが、零れ落ちるような感じが出ればと思いながら描いていました。
この衣装を着たときのチャリティーコンサートの動画を発見したので貼っておきます。
一時この映像を探してたんですが、なかなか発見できなかったので観ることが出来て嬉しいです。
画質は悪いですが貴重な映像だと思います。
後半はCD制作の様子もありますので、ぜひご覧になってください。
日本語訳も付いてますので、とてもいい歌だということがよくわかると思います。
このCDは残念なことに発売されませんでした。
「We Are The World」のようにいろんな人が歌う形式です。
この動画を作ってくださった方に感謝いたします。
そして、911で犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。