「ドボルジャーク 交響曲第9番 新世界より」~安冨歩・片岡祐介の名曲解読シリーズ No.9~に行ってきました。
久々に楽しい時間でした。
忘れないうちにすぐ書かないと、と思いつつ、なかなか時間がなくて。。
いつもの安冨さんと片岡さんの掛け合いのような話と演奏が楽しかったのですが、高橋健太郎さんの話がこれまた非常に興味深かったのです。
高橋さんはアメリカンポップスを研究されているので、黒人の音楽のルーツの話やロック誕生の話などもされていて、、旋律を引きながら解説してくださったのでわかりやすかったです。
なぜ、そのこととドボルジャークが関係してるのかということも、細かく解説されていましたが、ここに書くのは非常に難しいです。
アメリカに来たドボルジャーク先生の教え子の中に、黒人がいたこと。差別しない人だったことなどなど。。興味深いお話ばかりでした。
ざっくりいうと、、クラシックとアメリカンポップスの間に、ドボルジャークがいるという話でしたが、その説明は難しいです。旋律からそういう結論になるようなんですが。。
片岡さんが「新世界より」をところどころ弾いてくださるのですが、それも凄く良くて。。もっと聴きたいなと思いました。
そのなかで、高橋さんが気が付かれたこともあったようで、まさにライブ感たっぷりのいい時間を体感させてもらえました。
「新世界より」が名曲なわけも、、なるほどと感じ入るばかりでしたが。。
現代の闇、ハラスメントを表現している曲でもあり、それを早い時期につかんで曲にされていたのかと思うと感慨深いものがありました。
安冨さんの「葛藤がないと名曲にはならない」との話は心に残りました。
すべての芸術作品にいえるのかな、、と思いました。
何か、、心にひっかからないと再度聴こうとは思わないものかもしれないですものね。しかも、何回聴いても飽きないというのは、やはりすごいことだと思います。
何か気になる、、解明したいと思わせる何かがないとね。。
そして、その表現はやはり唯一無二でないとね。
そんな風に感じました。
また、絵について考えたくなる刺激をもらえた貴重な時間でした。
この名曲シリーズでは、リアルにお話を聞けたのは2回くらいなんですが、やはり生で聞くのが楽しいですね!
「シエラザード」も面白かったので、心に残っています。物語になってると、、心に入りやすいというようなお話だったなぁ。。
いろんな講演を聞く機会がありましたが、特に名曲シリーズは面白いです。
(いつもとっても楽しいことには変わりないのですよ!)
クラシック音楽もたまには聴くのですが、ぼんやり聴くのも良いですが、意味が解って聴くのもまた楽しいです。。
名曲シリーズ、また行きたいと思いました~(^^)
皆様もぜひにと思います。生の方が断然いいですからね!
では、このへんで。
私自身の忘備録として書きました。
読んでくださり、ありがとうございました。