50号の絵の背景の一部分。
朝焼けのイメージです。
これが、、意外と手間取ってます。
何回も塗り重ねています。
仕上がったと思っては、また気になっての、繰り返しです。
先週、出来たかなと思ってましたが、やはり気になるところが出てきて、また塗り重ねました。
このところの美青年の絵を繰り返し描きつつ、こちらも気になって描いてます。
そろそろ、油絵で次の絵にも取り掛かりたいのですが、、さて、何を描くか、、また悩みますね~(^^)
先週の日曜美術館で、モネとマチスを取り上げてましたが、今回は視点が面白いと思い見ていました。
モネとマチスの活躍した時代は、第一次世界大戦後の世界で、人々は戦争で傷つき疲れて果てていた時代でした。
そこで、画家は絵に何が出来るのかと考えたと、、
人々にはそれぞれの安らぐ世界が必要だという考えから、自らのアトリエを楽園として、モネは自宅に庭を作り、池には睡蓮を植え、何度も描いています。一方で、マチスはアトリエという場所でモデルにこだわり自分だけの理想の世界を生み出しています。
そのそれぞれの楽園から生み出される絵が人々の安らぎになるようにとの思いから絵を描いていたのではないかというお話でした。
モネの睡蓮の連作は有名ですが、オランジェリー美術館の一室では、そのモネの睡蓮が一面に取り囲む形で展示されています。
それは、人々の為に癒しの空間を作ってほしいとのモネの願いで寄贈され出来たそうです。素晴らしい。。
今の時代も戦争と読んで言いようないろんな形の争いが増えていますが、、
こんな時代だからこその絵も存在するのだと思います。
それぞれが自由に描けることが大前提ですが、、わたしはどんな絵を描きたいのかなと、、改めて自分に問うてみたりしています。
絵に対するいろんな考え方、捉え方があると思いますが、自分なりのやり方で追及していけたらと思っています。
わたしの絵を見て、安らぎを感じてくださったり、元気がもらえたと言ってくださったり、、そんな感想が嬉しくて、ここまで描いて来られましたように思います。。
誰かの心に響く絵が描けたら、とても嬉しいです。
なぜ描くのか、とか、、何を描くのかと言ったことに悩みつつも描くという楽しい時間を過ごすことが出来て有難いことだと思っています。
、、思ったより長くなってしまいましたが。。
見てくださり、ありがとうございます!
追記:なんだか少しばかり硬い話になってしまいましたが、、基本的にはわたし自身の描きたい衝動を大切にしています。それがいいのかどうかはわかりませんが、、その結果、誰かの心に響くものがあればとても嬉しいです(^^)気楽に楽しんでくださいね~!