「コンプリート・ワークス」より、ガンズ・アンド・ローゼスのギタリスト、スラッシュのコメントの抜粋です。
ファンはよく知ってると思いますが、「Dangerous」のアルバムの中の2曲を担当しています。
スラッシュは当時世界で最も人気のあるギタリストでした。かなり考えにくい組み合わせでしたが、これは音楽業界全体がマイケルをリスペクトしていた表れだとコンプリート・ワークスには書かれています。
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後にスラッシュはこう語っている。
「あの人はとてつもないエンターティナーだった。完全に自然体だったよ。
あの種の音楽で、俺が唯一本物だと感じた人だ。俺もジャクソン5を聴いて育ったし、『Dancing Machine』も好きだった。
仲も良かったよ。俺がやりたいようにプレイさせてくれた。最初に基本的な枠だけ指示を受けて、後は自分で構成して、後で彼らが編集する。どんな風にされるか不安だったけど(笑)、いつも最高に仕上げてくれたね。
彼は相当のやり手だよ。強烈に皮肉のきいたユーモアのセンスもあってさ。
『あいつおかしいだろ?』って訊いてくる奴もいるけど、まあ、確かに彼は少し変わっている。でも、音楽業界で育ったから、本当におかしい奴がどんなのかは知ってるよ。
もちろんそこいらのごついロックバンドと一緒にやるのとマイケル・ジャクソンとアルバムを作るのは違う。一度、マイケルのレコーディングに行ったとき、彼がブルック・シールズを連れて入ってきた。俺は片手に煙草、もう片手にジャックダニエルの瓶を持って、首からギターをぶら下げていた。
彼は全く気にしないよ。彼と音楽のスタイルは違うけど、別に合わせる必要もなかった。普段通りの俺を受け入れてくれた。」
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かなり音楽スタイルのジャンルが違うけれど、お互いにリスペクトしあって付き合っていたのかなという感じがしました。
スラッシュもこの出会いを楽しんでいたんだなと思いました。
何かで読んだか映像で見たのかは忘れましたが、スラッシュはマイケルの影響でのちに飲酒や煙草をやめたか、あるいは控えたということかもしれないですが、音楽を長く楽しむために生活態度を改めたような話をしてたように思います。
マイケルはいろんな人の人生に影響を与えていたんだなと思い、強く印象に残っています。
見た目はごつい感じのロッカーですが(笑)、素直な方なのね、、と思いました(^^)
『おかしな奴だろ?』という質問について、スラッシュの言葉からは、音楽業界にいて本当におかしな奴は知ってるから、マイケルについてはそのカテゴリーには入らないよと言っているんでしょうね。まともだと言っているのだと思いました。
のめり込んで何かを行う人を恐れる人は多いから、そういう人たちをおかしな奴とか変人として片づけると自分の気が楽になるんでしょうけれど、失礼な質問ですよね。。ゴシップの記事を真に受けてる人からの質問なんでしょうけれど。。
まあ、、この世はそんな感じですから、変人と言われても気にしないでいるのがいいですね。
では、このへんで。
お読みくださり、ありがとうございました!
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