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油絵 F12 「草枕」 2022年制作

 

寝ポーズは、今までほとんど描いたことがないので、なかなかに難しかったです。

背景もかなり悩ましかったのですが、手の赴くままにという感じでした。

どこに寝ているかは、見る方にゆだねたいと思います。

この絵が好きと仰る方もいて、意外に思いましたが嬉しかったです。

 

絵を描く前に割と明確な意図のようなものがある場合と、ぼんやりとした雰囲気だけがある場合とがありますが、どちらがよいのかよくわかりません。

どちらかというと、描いていくうちにわかっていく場合の方が多いような気がします。

そのために後で苦労してしまうことも多々ありますが。。

とにかく悩む時間があれば手を動かした方が良いのだということは感じています。

 

ちなみに、タイトルは夏目漱石の小説「草枕」と同じですが、有名な一節がありますよね。

「知に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」

ホントにね。。

中学生くらいの時に読もうとして挫折したような気がしますが、、

今読んだら面白いかもですね。

 

ではでは。

見てくださって、ありがとうございます!

 

 

 

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