アルバム『Thriler』について。

世界中で一番知られているアルバムだと思います。

一番売れたアルバムなのかな、、今も確か。。(正確ではなくてすみませんが。。)

なにせ伝説のアルバムなんで、、書くこともたくさんありすぎて何をピックアップするか悩むところです。

ファンの方は、よく知ってる話がたくさんあると思いますし。。

わたしが気になった箇所を抜粋しますね。

 

マイケルは譜面の書き方を教わってはなかったので、自分の思いついたメロディーや音をテープに吹き込んでデモテープを作っていたそうです。

最近発売されているCDにはデモテープの状態のものも聞けますよね。なんとなく楽しそうな雰囲気が伝わってきて、マイケルの声が生で聴けて素朴な感じがわたしは好きです。

『Thriler』のアルバム作りの時、マイケルは「機械のように曲を書いていた。」とクインシーは話しています。

その曲作りのなかで、「Beat It」についての話です。

どの曲を入れるかという構成が決まりつつある中で、インパクトのある曲が欲しいからとマイケルはクインシーにかなりのプレッシャーをかけられていたそうです。

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マイケルは以前から書きためていた曲があったが、それを見せることに最初は消極的だった。

「自分の曲は好きだけど、それを人前で演奏することが恥ずかしかった。気に入ってもらえないと傷つくしね。」とマイケルは語る。

「最後には説得されて、その曲を見せることになった。そして「Beat It」を歌うと彼は狂気したよ。僕も嬉しくて天にも昇る気持ちだったよ。」

伝説によると、その後のスタジオでの「Beat It」のレコーディング中、スピーカーが火を噴いたという。

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繊細でシャイなマイケルですね。。

 

このアルバム作りが大変だったことがわかる箇所がたくさんありますが、

全部書くわけにもいかないので。。

 

とにかくいろんなことを乗り越えて作られたんだなと思うことだらけです。

その中で、すべての作業を終えて、最終的に仕上がって聴いたときには、いろんな要素を詰め込み過ぎて、、みんなでがっかりしたという話が印象的でした。

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「あれはひどかった。」とクインシーはそのときの様子を振り返る。

「最高の曲、最高の演奏、最高のミキシング、最高の曲順。それを集めて出来上がったのは、24カラットの犬の糞みたいな音だった。

誰も口を利かなかった。一人、また一人、それぞれが静かに考えるためにホールを横切って出て行った。スタジオはしーんとしていたよ。」

マイケルの頬を涙が伝った。マイケルは語る。

「打ちのめされた気分だった。抑えていた気持ちが全部噴出したんだ。僕は悲しくなって部屋を出た。みんなにはこう言った。『もうやめる。このアルバムは発表しない。CBSに電話して、このアルバムは渡せないと言ってくれ。発表はしない。』

それは、これがこのアルバムの本当の姿ではないと知っていたから。(だから上のようなことを言ったという意味かと思います)

ここで立ち止まって見直さなかったら酷いことになっていたと思う。それが本当はどんな姿なのか見直されることはなかっただろう。

どんな素晴らしいアルバムでもミキシングの過程で駄目になってしまうことがあると、このときに学んだ。

それはいい映画を撮って、編集で駄目にしてしまうのと同じことなんだ。」

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(下線はわたしがわかりやすいように加えました)

この箇所のあとの話も長いので端折りますと、クインシーには問題がわかっていたみたいで「いろんな要素を詰め込み過ぎた」と言っています。

その後、全員が休みを取って現場を離れてリフレッシュし、その後2週間で編集を全部やり直したそうです。

「少しの間眠らせて一日に一曲ずつ順番に見直した」そうです。

 

その結果が、、あの素晴らしいアルバムになったのです!

・・・こんなことがあるんですね。粘り強さがないと出来ないことではないかなと思います。どんなことも、、見直すことって大事なんだなと思いました。

音楽の詳しいことはよくわかりませんが、専門家なら、、そうなんだよね、って思う箇所なんでしょうかね。

諦めて、、発表しないなんてことにならなくて、ホントに良かったですよね!

グラミー賞でもたくさん賞をもらうことが出来たし、いろんな意味で快挙を成し遂げた素晴らしいアルバムがこうして出来上がったわけです。

以前に出したアルバムより売れるアルバムを作るなんてとっても大変なことだと思いますが、それをやってのけたんですよね。

グラミー賞のときにサングラスを外したときの眼がうっすらと赤くなっていたのは泣いていたんでしょうね。。本当に良かったです!

 

わたしが気になった部分だけを取り上げるので、抜粋箇所は多少偏ってるかもしれないですが、あしからずです。

長文お読みくださりありがとうございました!

 

 

過去の作品ですが、「Thriller」の時のマイケルです。

画像が良くないですがお許しを!

若いね~!ちょっと優し気な雰囲気で描いてますね。。

スリラー

 

 

 

 

 

 

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