「Black  Swan」、BTSの4番目のアルバム「Map of Soul:7」の中の曲です。2020年の1月に配信されました。

この曲、歌詞の意味が重いのですが、いろんな方の訳をみて、割としっくりくるようなものがあったので、アップしようと思いました。

MVだけだと、ちょっと意味がつかみにくかったのですが、RMがこの歌について、自分が踊れなくなった時の事を考えて作ったというインタビューを聞いて少し理解できました。

BTSは2018年ころに一度解散しようかとの話も出たそうですが、この業界で一生、生きていくことは出来ないとどこかみんな感じているのでしょうから、いつを区切りにするかは常に考えているのだと思います。

韓国には兵役もありますし、もちろん若さも年々減っていくのですから、シビアに考えてるんだと思います。

ダンサーであれば、より考えますよね、きっと。。

この歌の歌詞は、アメリカの舞踏家であり振付師、またモダンダンスの開拓者のひとりであるマーサー・グレアムの名言がモチーフとのことです。

* A dancer diestwice – once when they stop dancing, and this first death is the more painful *
(Martha Graham)
 
舞踏家は二度死ぬ 最初の死は踊るのをやめた時 
そしてその死が最も辛い
 
 
重い言葉ですよね。。

それを今が絶頂期であるBTSが歌って踊るのですから、切ないですが美しいです。

 

では、MVをどうぞ。

この場所は、アメリカにあるロサンゼルス・シアターです。 建築家のサミュエル・ティルドン、チャールズ・リーの制作によって1931年に建てられたハリウッド黄金時代の映画館です。

すべてが美しいです。

 

このパフォーマンスも、セットが凄く美しいです。

 

こちらは、日本語の歌詞がついています。

カムバックの一番最初、アメリカでのパフォーマンスです。裸足で踊っています。

 

こちらは、スロベニアのコンテンポラリー・ダンスチームのMN Dance Companyとコラボレーションしたアート・フィルム(Art Film performed by MN Dance Company)です。

こちらのダンスは、より歌詞の苦悩に焦点を当てて、創られているように思いました。

 

いつかアップしたいと思っていた曲です。

ちなみに、「Black  Swan」というタイトルですが、意味があると思って調べてみると、、こういうのを発見しました。

「ブラックスワン理論とは、認識論学者のナシーム・ニコラス・タレブが著書の中で提唱した理論です。 オーストラリアで黒い白鳥が発見されたことで鳥類学者の常識が大きく崩れることになったという事象から、金融市場において、従来の経験から予測できないことが起こり、その事象が人々に多大な影響を及ぼす場合に用いられるようになりました。」

 

予測できないことが起こるかもしれないよ、、と、もしかして、BTSの存続についての含みもあるのかもしれないですよね、深読みだとは思いますが。。

出来るだけ続いては欲しいですが、彼らの人生なので、、そっと見守りたいですね。

あ、でも、最近全員で7年の契約をしたとのことですから、まだまだ大丈夫ですね、きっと。

 

見てくださって、ありがとうございます。

カテゴリー :

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


error: Content is protected !!